City Bus Lovers・玄琢特六企画 附属ブログ

City Bus Lovers・玄琢特六企画 附属ブログ。濃い乗り物(バス)ネタを狭く深く。

バス協会 3月13日以降の新ガイドラインを公表

日本バス協会は今月13日から適用予定の新型コロナ対策に準じたガイドラインを公表。

バスにおける新型コロナウイルス感染予防対策ガイドライン(第8版)(日本バス協会)(PDF形式)

新型コロナ:バス協会、マスク着用呼びかけを削除 ガイドライン改訂(日本経済新聞)

大型連休明けに予定されているの感染法上分類変更を控えて、おそらく今回が最後のガイドライン改訂。

今回の変更では第7版まで記載のあったマスク着用に関する「着用の徹底」(乗務員)・「適切な着用」(乗客)の記載が削除。

新たに「混雑時は着用が推奨される場面」(当面の間)の記載が登場したほか、感染予防対策を理由として引き続き乗務員・乗客にマスク着用を求めることも可能との表記もあることから、13日以降も色々な事情も絡んでしばらく従来通りの対応を続ける事業者も出てきそう…?

事業者裁量の幅がさらに広がるので対策の差も今まで以上に大きくなるかも。

東武グループがやらかした件

これも少し前の話題ですが、東武グループの会社が無断で写真をポスターに起用した問題。

賠償命令…東武鉄道の子会社に 男性が撮影した写真、無断でポスターに使っていた(埼玉新聞)

ここの系列は企業体質もあってか、こういう法令順守の面ではあまりいい話を昔から聞かない。

名阪国道 バス乗り継ぎルート消滅か

名阪国道を経由するバス路線のうち、奈良交通が運行する針インター~国道山添間が3月末をもって廃止が決定。

天理都祁線(針インター~国道山添)の廃止について―2023年4月1日(土)より―
(奈良交通)

路線名の「天理都祁線」*1は天理から針・山添を経て今の三重県伊賀市方面へ向かっていたものの、国道山添以遠はすでに撤退済みで運行系統も針インターにて分断。

4月以降も残る天理駅~針インター間は運行補助を受けている*2ことから、生活様式の変化で経営環境が悪化した状況下で補助金の有無が明暗を分けた模様。

名阪国道を経由するバス路線は乗り継ぎ旅系統のテレビ番組でも度々取り上げられていましたが、針~山添間のバス路線がこのまま空白になるとルート消滅に…

 

なお、今回奈交が撤退する区間を片道のみ運行する三重交通からは路線改廃の発表は2月27日時点では行われておらず、2社揃っての撤退か事実上の一元化になるのかは不明。こちらの動向も注目か。

*1:読みは「てんりつげせん」

*2:こちら(奈良交通公式ホームページより)

BYD六価クロム問題 続報

中国・BYDが販売する電気バスに有害物質の六価クロムが使用されていた問題。

BYD側は当初使用を否定していましたが、現在販売している電気バスのモデルで六価クロムを使用していたことを公表。

BYD日本法人、バスに六価クロム 「人や環境影響なし」(日本経済新聞)

BYDによると今年末から発売される新モデルでは同物質の使用を取りやめることも発表。

しかし、国産の新車では現在使われていない有害物質検出ということもあって、BYD製電気バスの運行を一時停止する動きはさらに拡大しているようで、新たに富士急バス・京阪バスで同社の電気バス運行を停止したことも判明。

リコールで修理できるような案件なのかはちょっとわからないものの、ここまで事が大きくなってしまった状況からどのような形で収束するのでしょうか…?

シティバス関連の投稿はしばらくお休みします(2023年春)

大阪固有の特殊な政治事情も考慮して今回は3ヶ月半ほどお休みします。

サイト(City Bus Lovers)は6月中旬以降の再開予定、ブログは例によってシティバスが関係しない話題でしばらく繋ぎます。