南海電鉄の高師浜線(羽衣~高師浜)が羽衣駅高架化工事の影響で3年間運休! ということで、長期運休中の鉄道に代わって現在運行されている鉄道代行バス。
5月から代行バスに切り替わっていましたが、新型コロナの自粛期間もあったので記録がてら11月になってやっと初めて乗車してきたので軽く報告を。
代行バスはあくまでも鉄道線の代わりという扱いのため、運賃類も鉄道のものをそのまま継承。羽衣駅構内に代行バスのりばがあるということで、改札を入って案内されたとおりに進んでいくと…
改札機のなかにまた改札機が… 途中の伽羅橋と高師浜には鉄道でいう改札機能がないということで、ここで出入札処理を行ってしまうとのこと。
改札から少し進むといかにもバスに乗車できそうなターミナルが出現!
暫定とはいえ3年間使用するということで、仮設とはいえかなり立派な造り。
代行バスの運行は電鉄の子会社である南海バスが担当。堺営業所の車両を貸切扱いにして走っているらしく、車両には代行バスということを示す表記と行先がそれぞれ表示。
バスは(代行)羽衣からしばらくは高架化された南海本線脇の専用道を徐行で走行。途中から一般道へ出て、元・国道26号線を南下すると10分ほどで終点・(代行)高師浜に到着!
高師浜側のターミナルは府立臨港スポーツセンターの駐車場を転用。こちらも3年間にわたって使用するためかなりしっかりした造りになっているほか、自転車からの乗り換えも想定して駐輪場も完備。
バスの輸送力と鉄道の輸送力は大きく異なるため、平日朝ラッシュになると最短3分間隔で運行されるということで結構の利用客がある模様。
今回は運行期間がかなり長いので途中で何か変化もあるかもしれませんね。高架化工事で線路を3年間も運休になること自体かなり珍しいみたいなので、普段撮り派という方にも乗り歩く価値はあるかも。
新型コロナの状況が落ち着いている時にはぜひ!という案件でした。