City Bus Lovers・玄琢特六企画 附属ブログ

City Bus Lovers・玄琢特六企画 附属ブログ。濃い乗り物(バス)ネタを狭く深く。

2002年の道路運送法改正(規制緩和)から丸20年

どううううしてもきょう話したい話題なので、話題というか雑談に近い内容ですが書いちゃいます。

 

バス路線を新設したり廃止にする時に関わる国の法律「道路運送法*1

今では既存事業者vs新参事業者*2みたいに色々な事業者が競うような形で路線を開設していたりしますが、路線の新設するのが簡単になった道路運送法の改正が20年前のきょう、2月1日に行われました。

 

先の例は路線の新設が簡単になった…っていう話をしましたが、路線をやめるのも実は簡単になったので、まとめると「路線を新しくしたりやめたりするルールを簡単にしよう」という四文字でよく言われる「規制緩和」でした。

西日本JRバスが旧国鉄から引き継いだ不採算路線*3からごっそり撤退したのも20年前のこの法律改正があった直後。

新参も撤退も時代の変わり目や状況に合わせて、色々と柔軟にやりましょうという流れはバス業界に限らず1980年代あたりから昔の形に少しずつ変わっていって、その流れを2020年代の今も引き継いでいるという訳です。
(それがいいのか悪いのかの話は敏感すぎる話題なのでここでは触れない)

 

もっと詳しいことは「道路運送法 改正 2002年」あたりで検索すると色々出てくるので、興味のある方は是非。

*1:これ

*2:例:京都市交通局(既存)とプリンセスライン(新参)など

*3:奈良の阪本線、ほか多数