生活様式の変化に合わせて大きく様変わりした京都市バス'22/3新ダイヤ。
記事が長くなり1回では紹介しきれなかった共同運行開始の話題、今回の後編は京都バスの動きを中心に取り上げます。
▼前編はこちらから
(以下の写真は平日朝ラッシュ時間帯を避けて撮影しています)
市バスと京都バスの共同運行はこれまで
・臨206号系統(京都駅前~三条京阪前)
が対象でしたが、今回の変更で新たに
・86号系統(梅小路公園・京都鉄道博物館前~三条京阪前)
・北3号系統(北大路BT~京都産大前)
の2路線が共同運行化。86号系統は京都駅前発着便のうちの大半、北3号系統は京都産業大学の開校日運行便が京都バスに移管。
こちらは写真を撮ることができませんでしたが、京都市バスの行先表示に準じた前面表示がされるのは西Jバスと変わらず。
京都バスの共同運行便は2路線とも北大路に近い高野営業所ではなく遠方にある嵐山営業所が担当するということで、京都バス側は
・臨東山系統(京都駅前~高野橋東詰)
・臨丸太町系統(嵯峨瀬戸川町→丸太町京阪前・河原町丸太町→嵯峨瀬戸川町)
の路線をそれぞれ新設。
臨東山系統と京都バス担当の86号系統は「臨東山復→86号往復→臨東山往」の行路が組まれているため、写真の臨東山系統は86号系統の合間を縫う形で運行。
もう一つ新設された臨丸太町系統は送り込み要素がより強く、こちらの運行は嵯峨瀬戸川町始発は午前、河原町丸太町始発は夕方以降のみ。
現状京都市バスと西Jバス・京都バスの共同運行は前後編の記事で紹介した路線がすべてとなりますが、事業廃止の話が出やすい公営事業者や訪日外国人客の回復で不確定要素も多い状況。
数年後には様相がまた変わっていそうですね。