バス専門雑誌『バスラマ』を発行するぽると出版が主催する業界向け展示会「バステクフォーラム」。先日、関西開催分が大阪の舞洲にて行われ、非業界人の身ではありましたがちょこっと参加してきたのでその様子を軽くリポート。
会場は各企業の展示ブースとバス展示スペース、そして試乗会場の3ヶ所。
バス展示にはバス製造メーカーとバス会社がそれぞれ参加していましたが、全部を紹介しきれないので今回は路線車最大手・いすゞ自動車の展示を紹介!
展示されたのは最新型のエルガミオ(2KG-LR290J5)。サンプルカーということで真っ白ですね。
今回展示された車両は立ち入り自由だったので車内へ。車内の内装はメーカー純正仕様ということで、カタログに載っているそのままの姿。
いすゞの路線車といえば独特の形状な座席ですが関西地区では意外とメーカー純正の座席を採用しない事業者も多く、個人的には割と違和感が。
そして気になる運転席周り。この数年で生活様式がガラっと変わったことを反映して飛沫感染防止目的のアクリル板が取り付けられているのが特徴。このサイズだと感染症対策に加えて防犯対策も兼ねている感じですかね。
側面の行先表示スペース裏に貼られているのはこれももうおなじみになった案内。同業他社の三菱ふそう車と比較して目に見えない感染症対策にも力を入れているのはいすゞの路線車の強みなところ。
ここまでいすゞの展示車両を紹介してきましたが、せっかくなので企業ブースのほうも食いつきがありそうな企業を選んで少しだけ…
各種バス関連機器の製造で有名なレシップのフルカラーLED式行先表示機。大阪開催にちなんで行先表示もご当地ネタ、各名所の絵柄もフルカラーを生かして特徴をよく表しているのも大きなポイント。
先ほど紹介したレシップと同業他社、こちらはクラリオンのLED行先表示機。こちらは東京浅草の雷門を描いたフルカラーLEDを表示。
ほかにも最新鋭の電気バスや様々な新技術の紹介があったりと、一般向けイベントにはない展示に触れることができて、都合があえば来年以降も参加してみたいと思うイベントでした。
新しい知見も得られるのも非常に良き…