きょうは久しぶりに昔のバスを振り返る話題を。
(この記事を投稿した2024年時点で)5年以上前に全車引退した、2000年度に導入された中型長尺車の日産ディーゼル・JPシリーズ。
京都市バスではおなじみだった西工架装車ということもあり、同年代の西工車全般も含めて単に「96MC」と呼ばれることのほうが多かったかもしれない同車。
中型長尺車は車幅は中型・全長は大型という、ノンステップバスが市場に出てきて間もなかった当時に安価で座席定員を確保できることもあって、2000年代前半を中心にあちこちの事業者で登場したものの、車幅が中型車なだけに路線環境を選ぶ車両だったせいか京都市バスでの導入は1年限りでした。
撮影当時に使用されていた紫地のフィルム式方向幕もなつかしいアイテムです。国産車のデザインは2000年代以降大きく変化はありませんが、こう見ると「昔のバス」という趣ですね。