和歌山市東部から紀の川市にかけてと府県境を越した大阪府内に営業範囲に持つ和歌山バス那賀。乗り継ぎを駆使すると大阪の府県境を山越えで長距離移動ができる事業者ということで、ちょっと前に紀伊から熊取方面への乗り継ぎを敢行しました!
粉河駅前が乗り継ぎ時点につき、前編と後編に分けて今回は紀伊から粉河までのテキスト多めな乗車記を簡単に紹介…
和歌山側の拠点はJR阪和線・紀伊駅から西へ15分ほど歩いたところに位置するF.B.T停留所から。小規模の病院とその駐車場をそのまま居抜きで使用するバス転回地という珍しい場所から今回はスタート!
F.B.Tから乗り込んだのは紀伊粉河線・23系統(F.B.T→粉河駅前)。
路線車としては珍しいトップドアのふそう・エアロスターS(西工07MC)に揺られてF.B.Tを出発。紀伊駅前で数名の乗客を拾ったうえで県道7号線沿いを東へ東へと移動。
紀伊粉河線は停留所がこまめに設定されており時折乗降が発生。ローカル路線バスとはいえ県道7号線の線形は良く、法的速度内の範囲で割ときびきびした走り。
同線のハイライトと言える区間は途中の近畿大学へ向かう際のアップヒル。法的速度60km/hの区間をMT車の5速目一杯で駆け上がるのはなかなかの壮観…
近畿大学以東は乗客も一層少なくなりここから粉河駅前までは本数僅少。F.B.T出発から1時間弱で粉河駅前に到着、乗り通したのは私1人でした。
熊取方面へ走る粉河熊取線は粉河駅前で乗り換え。両線同士の接続は考慮されていませんが時間が合えば数分で乗り継ぎ可能な時間帯も。
今回は1時間ほど粉河駅前を散策して熊取へのバスに乗り継ぎました。続きは日を改めて…