City Bus Lovers・玄琢特六企画 附属ブログ

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【考察】車両小型化実証実験 気になるあれこれ

先日本体のサイトでも伝えた路線バス小型化実証実験の開始の一報。

 

内容が盛り沢山ななかでサイトの記事内で紹介しきれなかったこと、そして予想されうる車両運用面を改めて附属ブログで触れてみます。

シティバス公式の発表のとおり、実験は今年(2025年)4月30日から2026年9月30日までの1年半にかけて実施。実験は8人乗り小型電気バス*1を使用して段階的に規模を拡大して行い、対象となるのは以下の11路線ということが判明。

 

■事業系路線
<2025年8月の第2段階から開始>
61A・B号系統出戸バスターミナル~長吉六反~出戸バスターミナル

<2026年1月の第3段階から開始>
12号系統あべの橋~布施駅前
13号系統あべの橋北巽バスターミナル
18号系統北巽バスターミナル~玉造
35A号系統…地下鉄今里~杭全

■地域サービス系路線
<2025年4月の第1段階から開始>
2号系統出戸バスターミナル~長吉長原東三丁目

<2025年8月の第2段階から開始>
9号系統出戸バスターミナル平野区役所前
14号系統出戸バスターミナル~高野大橋
16号系統出戸バスターミナル~瓜破東八丁目
33号系統出戸バスターミナル~長吉長原四丁目

<2026年1月の第3段階から開始>
19号系統…地下鉄今里~加美東三丁目北

 

このうち出戸BT発着の路線にはかねてよりAIカメラの乗降調査が入っていたため、昨年5月に予想した路線(当時の記事はこちら)が案の定対象に選ばれましたが、注目すべきところとしては第3段階の実験であべの橋発着2路線を含むシティバス独立採算の主要4路線が実験対象に加わる点。

もっともこの実験は乗客が少ない時間帯を対象としているのと、乗降状況によっては小型電気バスを2台続行で走らせる場合もあるため、白昼堂々あべの橋に8人乗りの小型電気バスが乗り入れるということはさすがに無さそうな気配。

 

ここで気になるのは、対象路線を現時点で担当営業所が住之江・守口・住吉と別れているところ。住之江と守口はすでに電気バス用の充電器が設置されていますが、乗務員も通常の一般路線とはどうも別建てのメトロ籍の運転手*2が担当するようですので、現時点ではちょっと動向が読めない…(充電器の整備が必須ですが場合によっては一般路線の担当を持たない東成営業所の活用も?)

 

10人未満のバスが通常の路線で使用されるのは東大阪バス由来の8人乗り車両が旧大阪バスで運用されていた時代以来約90年ぶり、実は路線バスの草創期には普通にあった車両規格ということを考えると、一周回って原点回帰と言えるかもしれません。

 

あれこれ書いていたらかなりしっかりした文量になってしまった。ここまで。

*1:オンデマンドバスでも使用されているEVM-J製「E1」か

*2:採用情報のページはこちら