今年10月から義務化される前照灯の自動点灯機能搭載*1に対応するため、いすゞ・三菱ふそうともに現在生産を行っている車両の仕様変更を昨年末に発表。
仕様変更された箇所は以下の通り。
■いすゞ・エルガ/エルガミオ
・前照灯自動点灯機能対応
・バックカメラ装置*2を標準装備
・2025年度燃費基準値適合
・ドライバー異常時対応システム(EDSS)に自動検知機能を追加
・感染症対策の強化(抗菌仕様・換気機能強化)
■ふそう・エアロスター
・前照灯自動点灯機能対応
・ドライバー異常時対応システム(EDSS)の機能追加(アクセル強制オフ・音声案内の改良)
・騒音規制(フェーズ2)対応
また、三菱ふそうに関しては観光型のエアロクィーン/エアロエースの仕様変更もあわせて発表。
電気バスへの移行も想定されるなか、両社とも大胆な変更はなく小規模改良に。
市場シェアがいすゞ優位になって久しいなか、事業者によっては重視される感染症対策の面でも両社で差がさらに開いただけに、価格面を抜きにするといすゞ優位がさらに固まったような…