新型コロナ感染者の日本初確認からはや3年。感染症拡大防止対策で当たり前になった「アノ措置」に関する話題。
路線バスで運転手の背後の座席が使えない…これ必要? 事業者間で感染リスクの捉え方まちまち<ニュースあなた発>(東京新聞)
事例は首都圏のなかでも東京近傍の事業者であるため、地域それぞれの事情や高齢者のバス利用が中心になってくる地方だとまた事情は異なるかもしれません。
新聞記事では、新型コロナ感染拡大で封鎖措置を取っていた運転席横や真後ろの座席を開放する事業者(京王バス・東急バスなど)。
一方で運転手の集団感染を防ぐ目的で封鎖措置を続ける事業者(東京都営・神奈川中央バス)と、異なる方針をとる事業者それぞれを紹介。
事例ではコロナ前に導入された旧型車両を例としていましたが、最前列の座席自体がコロナ前から安全対策面で課題*1があったこともあって、新型コロナ発生後に導入した車両では最前列の座席を全廃した事業者も。
路線によっては高齢者の利用も多いという乗り物の性質上、航空機や鉄道よりも一段慎重な対応を取らざるを得ない…というのが実情でしょうか。
*1:高齢者や小児の利用客が乗降しづらい