東急バスの委託子会社として設立された東急トランセが親会社の東急バスに吸収合併されることが発表。合併予定日は2024年4月1日。
東急バス株式会社と株式会社東急トランセの合併に関するお知らせ(東急バス･東急トランセ)(PDF形式)
設立の目的が人件費削減というのは他社局の委託子会社と共通でしたが、今回の吸収合併は残業規制強化後の人材確保強化と乗務員配置の柔軟化がおもな目的とのことで、非常時の応援要員を配置しやすくなるのもプラスになりそうか。
今回消滅する東急トランセも含め、委託子会社の設立が相次いだのが1990年代～2000年代。ちょうどバス事業の規制緩和が行われた前後でそれから20余年。
他社局でも追随する動きが出るかが今後注目。
