大阪シティバスを取り扱うブログにつき避けられない話題なので、奥山清行氏が事件(山形県内で極めて悪質な速度違反)を起こしてちょうど1年に合わせて私見も含めて改めてこの件に触れたいなと…
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事件の経緯はブログでも一度取り扱っているのでこちらの記事を参照。
様々な工業デザインで傑出した才能があられた方なのと、このブログの主軸として取り扱うシティバスにも深く関わられていた*1方だっただけに、自動車に携わる方が交通関連の犯罪、それも故意犯で懲役刑(猶予付き)を受けたことが今でも本当に残念に思います。
氏が退場した後も解任までに携わった車両のカラーリングなどは(事件発覚と発注時期の関係もあってか)契約分のものはひとまず増車が続いているところですが、ここからは私見。
バス運転手の採用条件で欠格事項*2に引っかかるなか、氏が手掛けた車両カラーリングを今後も継続して起用し続けるのは、あくまでも一個人の私見ではありますが難しいんじゃないかなという気がします。
カラーリングの契約破棄を判断するのはあくまでもメトロですが、政治家が政治に関する犯罪、教員が性に関する罪を犯すと通常よりも重い社会的な制裁を受けるのを考えると、自動車に関わる人が自動車の犯罪で懲役刑まで受けたのは安全が絶対の交通事業者としても非常にまずいのではないでしょうか…
企業統治に関して他に色々注目される話題もちょうどあったので、この件もうやむやにはできないのかなと感じています。