中国の電気自動車メーカー・BYDが手掛ける電気バスに国内で自主規制されている「六価クロム」が使用されていたことが、同社のOEM供給を行う過程で発覚。OEM供給の白紙に加え、別の中国系メーカーの電気バスを導入した事業者にも影響が波及している模様。
国内企業向けBYD製バスに六価クロム 運行会社に影響(日本経済新聞)(有料記事)
西武バス、BYDのEVバス運行中止 安全性確認まで(日経モビリティ)(有料記事)
有料記事につき詳しい内容の記載は控えますが、要約だけ行うと
・国内メーカーへのOEM供給を行う過程で自主規制に抵触する違反が発覚
・BYDは自主規制への抵触を否定
・BYD製バスを導入した西武バスは運行開始を延期
伊丹市、中国メーカー製造の電気バス運行を延期 国内で規制の化学物質使用疑い(神戸新聞)
この六価クロムは深刻な土壌汚染を引き起こす有害物質として扱われているため、安全確認を理由に中国系メーカーの電気バス運行を取りやめる動きがさらに広がる可能性も。