値上げから少し時間が経ちましたが、5月31日から大阪都心部を走るタクシーの初乗り運賃が値上げになった件。
新型コロナ流行や燃料費増が値上げのおもな理由で5000円以上5割引きの制度もほとんどの会社で廃止となりましたが、少し引っかかったところがあったので今回はテレビのニュースから。
大阪のタクシー会社「質が東京に比べて劣る…人と車に投資を」95％が『55割』を廃止へ(MBSテレビ)(リンク切れ)
大阪のタクシー会社「質が東京に比べて劣る…人と車に投資を」95％が『55割』を廃止へ(MBSテレビ･YouTube)
気になったのはワンコインドーム･町野革会長のこの発言。
「大阪だけ突出して安売り競争していたので。大阪のこの安売り競争がもたらした結果が、乗務員の質や会社の質としても東京の一流どころと比べると劣っているんじゃないかなと。」
確かに大阪のタクシーで接客がいいという話は(残念ながら)あまり聞かないものの、「安売りしているから質が悪い」はちょっと理屈が通じないような…？
大阪の街自体が商業で成り立っているだけに、お客さんも他の都市よりサービス業に対して目が肥えているというかシビアな部分はあるにせよ、運転手の質の話になってくると運賃関係なくもっと内側なところにあるんじゃないでしょうか。
トップのこの発言はちょっと残念…
