大阪シティバスが運行するIKEA行バス2路線の大規模再編が判明。4月1日のダイヤ変更後は現在の大阪駅前発着便とJR難波駅前発着便を一つの系統として統合することが発表。
「IKEA鶴浜」行バスの運行形態変更について(大阪シティバス)
現行の運行形態
240号系統…大阪駅前~地下鉄千代崎~大正橋~IKEA鶴浜(IKEA⇔うめだ・大正Express)
241号系統…JR難波駅前~IKEA鶴浜(IKEA⇔なんばExpress)
を
改正後は
大阪駅前~JR難波駅前~大正橋~IKEA鶴浜(IKEA鶴浜⇔うめだ・なんば・大正シャトルバス)
に変更のうえ、クローズドドア制導入*1に加えて通勤客向けとして朝晩に大正橋発着の区間便が新設されることも判明。
運行間隔は平日30分間隔、土曜・休日15分間隔で、乗客が少ない平日は実質的に減便となる一方、ダイヤ変更後は今まで使用できなかったICカードの使用が解禁される模様。
(一般路線やメトロへの乗継割引は適用なし)
路線免許上では2路線ともに系統番号が付与されていますが、統合の仕方を見ると存続するのは240号系統のほうでしょうか?
労働基準法の規制強化や余裕人員確保の観点、一般路線の運行水準確保も今回の再編に影響している可能性はありますが、2路線を統合する手法は路線網を縮小・整理する際によく使われる手法だけに、さらなる本数縮小があるのか今後の動向も気になるところです。