鉄道は管轄から少し外れますがシティバスへの影響も大きい内容につき今回は記事化。
旧国鉄時代(~1987年)の運賃体系が時代の変化に対応できないという事情に合わせて今回の改定に至ったとのこと。大阪市内区間では大半の区間が運賃値上げで改定は来年(2025年)4月1日からの予定。
JR西日本、京阪神の運賃改定申請 25年4月に体系一本化(日本経済新聞)
大阪~京橋 (現行)170円→(改定後)180円
大阪~城北公園通 (現行)190円→(改定後)200円
北新地~加島 (現行)190円→(改定後)200円
大阪~天王寺 (現行)210円→(改定後)240円*2
【参考】オオサカメトロ うめだ・東うめだ・西うめだ~天王寺 290円
(運賃額はいずれも大人)
環状線内の運賃値上げ率が特に高いらしく、環状線を半周した場合は運賃が現行から15%近く値上がりする模様。ほか、大阪(北新地)から加島や城北公園通に出ようとする際も運賃が上昇し、シティバス*3との運賃差が10円に縮まることに。
JRも競合先として最も意識するのは対阪急の4線(宝塚・神戸・京都・阪神)のようで、対オオサカメトロを念頭にした特定運賃設定は見送られたことは「朗報」になるでしょうか?
対バスの面に限ると、シティバスと直接競合する城北公園通駅から大阪駅までの運賃差が縮まるのは地味に効きそうかな(とはいえバス利用層の逸走が多少遅れる程度)という印象です。