City Bus Lovers・玄琢特六企画 附属ブログ

City Bus Lovers・玄琢特六企画 附属ブログ。濃い乗り物(バス)ネタを狭く深く。

南海電鉄高師浜線代行バスに乗ってきた

昨年5月から行われている南海電鉄高師浜線(羽衣~高師浜)のバス代行輸送。

新型コロナの緊急事態宣言期間とかも挟んだ影響でしばらく見に行くことができませんでしたが、状況が落ち着いた昨秋にやっと訪問。

今回のバス代行はあくまでも鉄道の代行ということで、羽衣駅から乗車する時はいつもの電車に乗る時と同じく2階にある改札を一度通過。構内に「高師浜線方面バスのりば」という案内に合わせて地上階に降りてしばらくすると…

あら不思議、構内にもう1つ改札が登場! 一般道をのりば・おりばに使うということで羽衣駅で清算を先に出入札処理を実施。
途中の伽羅橋で乗降する場合は写真右側、終点の高師浜で乗降した場合は左側の改札をそれぞれ通過する方式。

改札を出ると仮設のバスターミナルが出現。3年間とはいえそこそこ長期に渡って使うだけに、平日朝ラッシュ時対応も込みで造りはかなりしっかりめ。

代行バスはきちんと行先表示や車内の案内放送類も完備。堺営業所の貸切登録車が専属で運用されているらしく、昼間は3両程度で運用を回している模様。

バスは府道204号線(旧国道26号線)を経由して10分程度で終点の高師浜へ到着。

本来の駅前にバスが大挙して乗り入れる敷地がないため、休止中の高師浜駅から200m程度西に離れた臨海スポーツセンターの敷地を間借りして仮設のバスターミナルを設置。

駅の機能をこっちに移していることもあって、バスの待機スペースに加えて自転車駐輪場も用意されるなどこちらも本格的な構造。

高師浜線の高架化工事完了は2024年春。あと2年弱続くということで、この大規模代行輸送もしばらく現状の形で見ることができそう。

三密回避の観点も含めて混雑時間帯を避けてぜひ乗って楽しみたい路線の一つ、運行終了間際になると趣味者が増えてくるだけに今のうちにぜひ。

インスタで先行してからのようやくブログで書けました…