1週間ちょっと前の話題になりますが京都市バスの2024年度予算概要が発表。
新型コロナ発生を契機とした生活様式の変化が定着したことや高コストな経営体質も影響して赤字幅は2023年度よりも拡大(6億円の経常損益)する想定。
6月の新ダイヤ移行で運賃制度別建ての観光特急新設や運行情報のオープンデータ化など目玉になりそうな政策のほか、もう一点気になるのが運賃箱更新に合わせた「つり銭方式」導入。
現行の両替方式から釣り銭方式への切り替えは12月ごろの予定ということで、新型コロナ発生で現状棚上げ状態になっている前乗後降方式への移行計画も含め、乗降時間短縮による定時運行への取り組みとみてよさそうな施策に。
あとは電気バスを2025年度に初導入する方向性であることも発表。調達の時期には純国産車のいすゞ・エルガEVが発売されているはずなので、もしかすると初の電気バスはいすゞ車となる可能性も…?
ひとまず、初夏に概要が発表されるとみられる新ダイヤがどのような内容になるか注目です。