本業の鉄道事業でも子会社の合併が控えている京成電鉄グループが、バス事業でも大規模なグループ企業の整理・統合を行うことを発表。
バス事業における中間持株会社の設立ならびに事業再編に関するお知らせ(PDF形式)
内容は京成電鉄傘下に中間持株会社・京成電鉄バスホールディングスを新設のうえ、バス事業者18社を営業区域別に5社へと集約するもの。
あまりに大規模な再編のため、整理・統合と移管は2025年4月と2026年4月の2段階で実施。再編完了後は
・京成バス東京
・東京BRT
・京成バス千葉ウエスト
・京成バス千葉セントラル
・京成バス千葉イースト
の5社体制に。
新京成電鉄が吸収合併されることで同社の社名を冠した船橋新京成バスなどの処遇が注目されていましたが、「新京成」の屋号がバス側も完全消滅。さらに既存の系列バス事業者も巻き込んだもう数段階踏み込んだ再編となりました。
バス業界そのものも規制強化等で色々と厳しい状況に置かれているだけに、人的交流をしやすくする再編は理に適うものなのかもしれません。