きょうは大型連休前に話題となっていたこの件。
近日中に公表されるものとみられる2024年度の事業計画で正式発表になるかと思われますが、8人乗りの電気ワゴン車を路線バス用車両として投入する実験を2025年1月にも開始する計画が進んでいることが一部メディアの報道で明らかに。
オオサカメトロ、路線バス小型化の実証実験 25年1月から(日本経済新聞)
記事の内容を総合すると
・導入車両はEVモーターズ･ジャパンの「E2」改造車*1
・実験対象は利用客が少なく他路線で代替が効く路線
・実験開始前にAIカメラによる乗降調査を実施
・実証実験開始は2025年1月、結果次第で同年11月以降本格導入
AIカメラの乗降調査は住之江営業所管内の市補助金支出路線(地域サービス系路線)を対象に2023年度に2回実施されていること、他路線でも代替可能となると対象路線は
・2号(出戸BT～長吉長原東三)
・14号(出戸BT～高野大橋)
・16号(出戸BT～瓜破東八)
この3路線に9号系統や33号系統が入るか…といったところでしょうか。
8人乗りの規格はオンデマンドバスの社会実験で使う車両と同一規格につき、本丸は一般路線用というよりもオンデマンドバス用途にも思えますが、民営移行時の制約*2が重しとなって(デマンド転用も視野に入れつつ)当面は一般路線にも投入…ということかもしれません。
今の時点で断定できる情報が乏しい以上、ファンサイトとしてはメトロの正式発表を待ちましょう。
